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【薬剤師も知らないとヤバい??】ティーチングとコーチングの違いとは

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今度昇進して部下がつくんだけど、教育とか指導ってどうしたらいいのかな❓

上司や先輩の立場の人は”ティーチング”と“コーチング”の違いを知っておかなければなりません。

ティーチングとコーチングとは、ざっくり言うと部下の指導方法の事です。

今まで管理薬剤師として何人ものメンバーを指導してきた私が解説していきますので、きっと部下指導に悩んでいる方の力になれると思います💪

この記事を読めば以下のメリットが得られます🔦

✅ティーチングとコーチングの違いが分かる

✅部下や後輩から支持されるようになる

✅仕事で成果が出しやすくなる

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ティーチングとコーチングの違い

ティーチングもコーチングも「上司→部下」で指示されていることには変わりないのですが、使い方や効果が全く異なります🤔

”ティーチング”とは、teachの言葉の通り、たとえば会社の上司が部下に指示命令を出し、細かい所まで教え実行させ解決や結果に導くことを指します。若手や新人などのスキルがない部下に、上司のやり方を教え確実にやらせる指導方法のことをいいます。

一方、”コーチング”とは、上司の問いかけによって、指導を受ける人が言葉を発することで目標達成が実現できるように上司が指導することをいいます。指導を受ける人の主体性を引き出す手法であり気付きが多く、自己成長へ深く関与するやり方です。

ファッションが好きな方はブランド「COACH」のロゴを思い出してみて下さい。馬が馬車を引いているような絵になっていますが、“コーチング”は『馬車に乗せて目的地まで送り届ける』という意味合いもあります🐎

少し分かりにくいのでざっくり一言でまとめると、

ティーチングは🧑‍🏫「答えを明示してその通りに動いてもらう」

コーチングは🐎「ヒントを与えて考えさせる」

というイメージです🌟

漫画『アオアシ』に分かりやすいコマがありましたので引用します⚽

出典:アオアシ
「ティーチング」と「コーチング」。『アオアシ』に学ぶ「育成」を成功させる2つの指導方法 | アル (alu.jp)

我々薬剤師の現場で言えば、

🥼「今は処方箋が溜まってるから調剤やって!」

🥼「一包化の患者さん、1時間後に再来局するからそろそろ一包化始めて!」

→こういった指示は”ティーチング”と言えます👆

🥼「待たせた患者さんからクレームが入ったけど、どうしていればクレームが起きなかったかな?」

🥼「今の調剤手順の中で省けそうな無駄はあるかな?」

→こういった問いかけは“コーチング”と言って良いでしょう👆

短期的に成果を出したい場合はティーチングが有効で、長期的に人を育てたい場合はコーチングが有効になる事が多いです。

指導する立場になったばかりの人にありがちなのですが、「コーチングをやっているつもりがティーチングばかりになってしまっていた」ということには注意が必要です⚠️

ティーチングは近々の成果を上げることには効果的です。なので、会社員など、前年比や直近の業績で評価されてしまう立場の場合はどうしてもティーチングに偏ってしまいがちです。しかしながらティーチングばかりでは人が育たず自分の業務負担も減らないのでうまく使い分ける事が重要になってきます🔦

人を育てる重要性については以下の記事でも触れていますのでご参考ください🌟

コーチングを学べるオススメ書籍/

ティーチングとコーチングのメリット&デメリット

ティーチング

メリット

ティーチングは基本的に「教える側」がもともと持っている知識やスキルを使って行うものです。なので、「教える側」の事前準備の負担が少なくなるのは大きいメリットです。

すでに答えが分かっているので、マニュアル作成などをして多数に伝えたい場合などにも効果的です🌟

また、数字としてすぐに結果に結びつきやすいのもメリットです。

例えば、患者さんで混みあってきた薬局内で若手や新人が上手く動けていないようなら、

🥼「今はこの処方箋の調剤やって!次はこの処方箋の一包化やって!次はこの処方の投薬に行って!」

という風に具体的に指示していけばその若手や新人は迷うことなく行動出来る為、その時の患者さんの待ち時間は確実に減らせるでしょう。(指示が正確であればの話ですが…🤫)

このように短期的に成果が出やすいのはティーチングの最大のメリットとも言えます。

デメリット

ティーチングで起きやすいデメリットとしては「依存」です。

ティーチングは「教わる側」が受け身の態勢となるので、「教える側」から学ぶことだけに意識が向きがちです。そのため、自身から何か考えたりする力が育ちにくくなり、「教える側」に依存する可能性が高くなります。結果、使える人材としては育ちにくくなるでしょう。

また、ティーチングはあくまでも「教える側」のスキルの範囲内での指導となります。「教わる側」が“待ち”の姿勢である以上、「教える側」以上に成長させる事は難しいと言えるでしょう。

ティーチングばかりでは長い目で見ると部下が育ちにくい為、自身の仕事を任せることが出来ず、結果的に自分の首を絞め続けることになることは頭の片隅に入れておいて方が良いかもしれません🌀

コーチング

メリット

コーチングのポイントは答えを“教える”のではなく“引き出す”ことにあります。

「教える側」はあくまでもサポートのみである為、「教わる側」が自分で答えを見つけなければなりません。結果として、メンバーの自主性や自分で考える能力を育てることが出来ます

例えば、服薬指導に苦手意識を持っている若手に対して、

🥼「どうして苦手と感じるのかな?何が原因だと思う?」

という風に掘り下げていけば、若手自身が「薬の知識そのものが不足しているからかもしれない」とか「初対面の人と話すと焦ってしまうからかもしれない」といったように自分で原因を考えることが出来ます。そこまでいけば、自分で対策を立てられる事が多いため、自分自身で課題解決を出来る薬剤師として成長させることが可能です🌟

また、コーチングはティーチングに比べて、“じっくりと”育てていくイメージです。そのため、1対1の指導に大変有効です。1対1で指導する結果、指導のプロセスを通して信頼関係も構築することが出来ます。

デメリット

コーチングはあくまでも「教わる側」のスキルが主体となります。「教わる側」の理解力・モチベーションによってコーチングの効能が変わってくる上、ある程度のスキルが伴っていないと「教える側」の負担が逆に大きくなる場合があります💣

また、短期間で成果を出すのは難しいでしょう。なので、緊急性の高いタスクを抱えている状態では使いにくいと言えます。

※“緊急性”や“重要度”については下記の記事をご参考ください👇

そして、コーチングは相手と向き合って”じっくりと”行うため、多人数への指導には向きません。なぜなら「教わる側」の能力には個人差があるため、個々に適した指導が出来ず、どうしても一人一人の能力を引き出すということは難しくなってしまいます。

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ティーチングとコーチングの使い分け

基本的には、

✅ティーチング⇒スキルが未熟な新人などに

✅コーチング⇒ある程度の知識がある中堅に

という使い分けが良いでしょう👍

新人に対して、

🥼「自分で考えてみよう」

とコーチングばかり使っていては正しい方向に伸びないでしょうし、

中堅に対して、

🥼「○○はこうやって、△△はこういう風にやって、それから…」

と懇切丁寧にティーチングばかりしていてはプライドが傷つけられ、良好な関係を築くことが難しくなります。

ここでの注意点は「歴や経験値のみで判断しない事」です🙅‍♂️

あくまでも「教わる側」の業務遂行状況や習得レベルに応じて使い分ける事が大切になります。

また、タスクの”緊急性”の度合いによっても使い分ける事が必要です。

例えば患者さんからのクレームが今まさに起きているような状況で、

🥼「今なぜクレームが起きていると思う?☺どうすればクレームは収まると思う?☺」

というようにコーチングなんてしようものなら、クレームの火に油を注ぐだけになるでしょう🔥

火に油を注いで良いのは火遁を使う時だけです🍥(分からない方ごめんなさい🐸)

【ナルト】口寄せの術・動物一覧!最強なのは?比較してみた! (frequ.jp)

このように、ティーチングとコーチングの使い分けは「教わる側」のスキルや姿勢、その時の状況に左右されるので抽象的なことしか書けませんが、指導者レベルであればすでにその辺りを判別できるスキルは身についていると思います🌟

この記事に書いてあるルールさえ頭に入れておけば自信を持って良いと思いますので、ぜひ明日からのメンバー教育に活かしてみて下さい🌸

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まとめ~薬剤師にとってチームを”底上げ”できるスキルは重要~

薬剤師は基本的に1人で仕事をする場面は少ないです。(最近の大手のドラッグストアなどでは1人薬剤師の店舗が横行しているようですが💔)

他のメンバーに頼らなければならない場面は多々あります。

そして、その薬局の成果にはメンバーの力量が直接影響してきます。

自分1人で薬局の業績を上げようとしても無理です🙅‍♂️

薬局として成果を上げる為には、メンバー全体の能力の底上げが必須なのです。

特に指導者の立場になると、新人の部下がいたり、自分よりもベテランの部下がいたり、調剤事務さんがいたりするので、一辺倒の指導方法ではメンバーのスキルは成長していかないでしょう🌀

相手の力量や経験値によって指導の仕方を水のように変化させていかなければなりません🌊

出典:鬼滅の刃

柔軟な指導方法をとれるよう、指導者の立場にある人は下記のような書籍でもしっかりと勉強しておきたいですね🌟

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