【まだやってないの？】明日から使える“伝える力”を身につけるコツ

我々は人間である以上言葉でコミュニケーションを取ります。

ビジネスでもプライベートでも、相手に正確に言葉のみで意思を伝える能力は全人類に必須の能力です。にも関わらず、下記のような悩みを抱えている人は少なくないのでしょうか。

👤「伝えたいことが上手く伝わらない…」

👤「自分でも何を話しているのか分からなくなる…」

👤「どうすれば言いたいことが伝わるのだろう…」

この記事を読めば以下のメリットが得られます🔦

まずは自分の周りのコミュニケーション力が高い人を想像してみて下さい🤔コミュニケーション力が高い人と言ってもただ陽気で自分が喋りたいことだけを喋る人のことではありません🙅‍♂️

相手の話をしっかりと聞き、自分に何を求められているのか整理し、相手が分かる言葉で伝えられる人です。

そのような人には共通の特徴があります。その特徴を一緒に見ていきましょう。

コミュニケーション力が高い人の特徴

自分が何を伝えたいのかきちんと理解している

話が長くなってくると、自分が結局何を言いたいのか分からなくなる人がいます。それは自分が伝えるべき内容を理解していないからです。

コミュニケーション力が高い人は自分が何を言いたいのか整理してから話し始めます。

自分が何を言いたいのか整理できていなければ当然相手も何が言いたいのか理解できません。

頭の中で整理できていれば、話す順序にも影響してくるため、より相手に要点を伝えることが出来ます。

コツとしては、頭の中で話の着地点を描いておくことです。

👤「～～～。つまり、こうなります。」とか、

👤「～～～。だから、こうだよね。」といった具合です。

何事もそうですが、先にゴールを設定してそこに向かって走り出さないと迷子になってしまいます🏃

何を言いたいのか整理してから話し始めるクセをつけましょう☝️

相手が理解しているか確認しながら話す

コミュニケーション力が高い人は相手の理解度に応じて話のレベルを調整します。

特に自分の業界以外の人と話すときは前提条件が違うことを理解しておかなければなりません。「自分の業界の常識は業界外の人にとっては非常識」です。専門用語を使わずに、かみ砕いた表現で伝える訓練をしましょう。

訓練というと物々しいですが、やり方は簡単です。自分の家族でも友達でも良いですから、専門用語を使わずに小学生レベルの単語で自分の職場で起きたことなどを伝えてみましょう。これがクセ付けばいつのまにか簡単に伝える能力がレベルアップしているはずです。

慣れてきたら、相手の相槌や反応を確認しながら話しましょう。話しながらチェックし、伝わってなさそうであればその部分を繰り返し伝えるようにするとより良いでしょう。

聞き取りやすいペースで話が出来る

どれだけ良い内容を話していても相手に聞き取られていなければ意味がありません。

話し上手でない人にありがちなのですが、早口だったり活舌が悪かったりすると何を言っているのか分かりにくいですよね。「電車男」の伊藤淳史さん🚃や「リッチマン・プアウーマン」の石原さとみさん💴のようなイメージです（ちょっと古いですか？笑）。

ここでのポイントはゆっくり喋ることを意識する事です。この手の”伝える力”関連の書籍やネットの情報だと「早過ぎず遅過ぎずが良い」とされていることが多いですが、早口や活舌の悪さで悩んでいるのであればゆっくり喋ることを意識するべきです。

話すスピードの目安は「1分間で300文字話す」感覚です。これは、NHKのアナウンサーがニュースを読む早さと同じくらいだそうです。

ちなみに、早く喋る事自体が🆖というわけではありません。熱量を伝えるためにあえて徐々に速度をつけて話すというテクニックもあるのですが、これは上級者向けですので、ここでは詳細は割愛します。

”伝える力”をレベルアップするにはどうすればいいか

結論から先に話す

コミュニケーション力が高い人や伝える能力に長けている人は「結論から言うと・・・」と、結論から先に話すことが癖づいている事が多いです。

「ゴールを意識して話す」ことを先述しましたが、結論から先に話すとそのゴールを相手にも共有することが出来ます。

👤「このゴールに向かって今から走り出します！」

と最初に相手に伝えることになるので、仮に話が脱線したとしても、相手から「結局何が言いたいの？」とは思われにくくなります。

伝えたい事（ゴール）を明確にしておき、そのために肉付けをしていくようなイメージで話すと論理的に話が出来るようになるでしょう。下記のPREP法を意識して話すと効果的です。

自分自身にとっても結論を口に出すことで改めて頭の中を整理する効果もあります。練習も必要なく、今日から使えるテクニックですので、やっていなかった人はぜひ取り入れてみて下さい✨

表現や言い回しを工夫する

相手に上手く伝えるためには、表現や言い回しを分かりやすくすることも重要です。先述したように専門用語を多用したり、たとえ話が多かったりすると、そこに相手の意識が集中し話の内容が入ってきづらくなります。

また、上手に伝えるためのテクニックとしては具体的な数字を盛り込むのがオススメです。「たくさん」とか「あとで」といったあいまいな表現は話を分かりにくくする要素になります。ここでのポイントは多少間違っていても良いから具体的な数字を入れるということです。例えば相手に短時間で何かを伝えたい場合に、

👤「2分だけ時間をください」

と言って話し始めて、実際には３分かかったとしても何も思われません。

あまり固く考えると数字が入れにくくなりますので、スピーディーに数字を入れるクセをつけると話がグッと分かりやすくなりますよ👍

５W１Hを意識する

話を伝えるのが苦手な人は下記の５W１Hを意識してストーリーを構成しましょう。

具体的には以下のようになります🔦

• When：明日の15時に
• Where：○○会社の会議室で
• Who：当社の営業が
• What：新製品の使い方の説明を
• Why：使い方を理解してもらえるように
• How：実際の製品を用いて説明する

このように5W1Hのポイントを押さえると、経緯について理解しやすく、聞き手も納得しやすくなります。

👤「いきなり６つもの要素を話に組み込むのは難しい…」という方は1番伝えたい重要な要素だけは伝えるようにしましょう。主語が重要であればWhoを最初に明確にする、目的が重要なのであればWhyを最初に持ってくるなどすると、より相手に伝わりやすい文章になっていきます。

これは５W1Hに慣れてからも使えるテクニックです👍

５W1Hは情報を網羅することができ、さらに相手に伝わりやすい話の流れにすることができます。身につけるのには少し時間がかかりますが、ぜひ明日から試してみて下さい。

「えーっと」「あーっと」の連発は避ける

誰しも長く会話を続けていると多少は「えーっと…」と言葉が詰まる事はあります。

しかしながら、口癖のように「えー」や「あー」が多いと相手はそちらに意識が行ってしまって話の内容が入ってきません。

また、自信の無さも感じさせてしまう為、癖づいている方は強制的に直すべきです🙅‍♂️

”伝える事”に重点を置くならマイナスの要素しかない為、今日から言わないようにしましょう👍

まとめ

話している内容がいかに素晴らしいものでも、相手に伝わらないと意味がありません。

伝える力を意識して、トレーニングしておくとビジネスに限らずプライベートでも有益な効果をもたらします。

伝える力が身につくと、人生が思い通りに動きます（おおげさ笑）✨少なくとも、人と話すことが楽しくなるのは間違いありませんので、ぜひこの記事を参考に行動してみて下さい！

👇スクールに通ったり、本を読んで勉強するのもオススメですよ👇