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ホワイト薬局の見分け方5選|薬剤師が安心して働ける職場とは?

転職・キャリア設計

「ブラック薬局の特徴はよく聞くけれど、ホワイト薬局ってどうやって見分けるの?」

「っていうかそもそもホワイト薬局なんて存在するの??」


薬剤師として転職やキャリアアップを考える際、働きやすいホワイト薬局を見極める視点を持つことが大切です。

ここでは、薬剤師の労働環境に直結する「ホワイト薬局の特徴」を5つ紹介します。

基本的にはこちらの記事↓で紹介している、ブラック薬局の反対という事になりますが、

本記事もあわせて読んでいただくことで多くの切り口から確認でき、理解度のアップに繋がります。

あわせて読みたい!

\この記事を読むメリット/

✅ホワイト薬局の特徴が分かる

✅自分の職場がホワイトか否か分かる

✅自分の職場をホワイトにしていくためのポイントが分かる

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労働時間が適正に管理されている

字面を見ると至極当たり前のことですが、これが守れていない職場が意外と多いです。

露骨なサービス残業、例えば、

✖定時が過ぎてもタイムカードを押した後に働かせられる

✖タイムカードは正確に押したが後日システム上で働いていなかったことに修正される

こういったことは明確な違反なので、行われている職場は少ないと思います。

(もし上記のようなことが行われているような職場に勤めているのであれば早々に離れることをオススメします。)

よくあるのが、微妙な違法行為です。

例えば、

✖着替え時間が労働時間に含まれていない

✖退勤後、もしくは出勤前に患者宅に薬を届けに行くことがある

これらは実は労働基準法違反にあたる可能性が高いです。

単回で見れば数分であっても塵も積もれば山となります。

ボランティアの精神でやっているのであればいいですが、私は基本的には職場に提供した労働の対価は適切に貰うべきだと考えます。

👇労働時間のカウント方法についてはこちらの記事でも解説していますのでぜひ読んでみて下さい。


有給休暇がしっかり取れる

有給休暇は下記のように定義されています。

年次有給休暇とは、一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のことで、「有給」で休むことができる、すなわち取得しても賃金が減額されない休暇のこと

https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyungyosei06.html

諸々の条件を満たせば(普通に働いていれば満たせる)、下表の日数の有給休暇が付与されます。

出典:厚生労働省

そして、有給休暇は付与されてから1年の間に最低5日間は消化する事が法律で義務付けられています。

皆さんの職場はどうでしょうか?まず最低消化日数5日間は消化出来ていますでしょうか。

法律で義務付けられましたので、最低消化日数を消化させてくれない職場は論外です。

長く居ても良いことはないので早急に離脱しましょう。

最低消化日数5日間を消化出来ていても実際はかなり少ないです。

2カ月に1日も無い計算なので、これでは充分な休息が取れるとはいえないでしょう。

そこで皆さんに意識していただきたいのは、どれだけの日数、有給休暇を消化させてくれるかという点です。

仮に毎月1日有給を使えば年間で12日間です。

くっつけてしまえば海外旅行に行ったりも出来そうですね。これぐらい有給を消化出来れば、充分休息に充てることが出来ると思います。

「いやいやいや、そんなにたくさんの有給を使わせてくれる職場なんてあるのかよ…」

そう思った方もいらっしゃるかもしれませんが、断言します。

あります。

ちなみに私は直近1年間で有給20日消化しています。

そういう職場は実在するんです。

もし嘘だと感じたのであれば、ぜひ他の職場を見てみて下さい。

転職エージェントに無料相談することで、有給取得率など具体的な裏の数字も聞くことが出来ますよ👍


人員配置に余裕がある

ギリギリの人員の職場…

体調を崩しても休みたいとは言えない雰囲気…

あなたの職場もそうなっていないでしょうか?

薬剤師は比較的単価の高い仕事なので、人員配置で経費をコントロールしていくことは利益を確保するために欠かせません。

なので、調剤薬局は常に適正配置が求められます。

しかしながら、1人休んだだけで回らなくなるような職場は適正配置が出来ているとは言えません

有給を使っても、急な欠員があっても、回せるような状態が適正な配置です。

私自身、子どもがまだ小さいので急な子どもの発熱対応で突発的に休むことがあります。多少店舗メンバーの負荷は大きくなりますが、それでも回せないという状態ではないです。

仮に店舗だけで対応出来なくても、他店舗に応援要請する事ですぐに補充されます。

ホワイト薬局はその状態が常に保たれているのです。

そもそもその状態を保てないということは、人手が不足している状態にあるということですが、

もし募集しても集まらないとか、採用してもすぐに退職してしまうというような職場なのであれば何か大きな問題を抱えているのかもしれません。

人手不足の薬局は、長時間労働の温床になります。疲弊してしまわないように、注意してください。


給与・手当が透明である

皆さんは毎月の給与明細をきちんと確認していますか?

基本給、残業代、各種手当は明確に提示され、正しく振り込まれているでしょうか。

正しく振り込むつもりであっても間違った給料額で振り込んでしまうことも稀にあるので、給与明細は毎月確認しておくのが◎です。

正しく振り込まず、ごまかそうとしている職場は論外です。

もし仮に例えば残業代が振り込まれていないようであれば、原則として「過去3年分」まで請求して請求することができます。

  • 2020年4月1日に労働基準法が改正され、それ以降に発生した残業代の請求権については「3年間有効」が適用されます。
  • それ以前(2020年3月31日まで)に発生した残業代は、改正前法律が適用される「2年間の時効」です。
  • この3年間の時効は正常の措置であり、将来的には「5年」に延長される可能性がありますが、2025年8月時点での現状は3年となっています。
  • 時効は給与(残業代)の支払日を起算日とし、その日から3年以内に請求しないと消滅する可能性がある点に注意してください。

👉早めに請求しないと証拠が散逸するリスクもあるため、未払い残業代がある場合は早急に行動することが重要です。


ボーナスの基準も記載されていたりすることがあるので、給与明細は確認しておきましょう。

職場の雰囲気が健全

これは少し曖昧な表現となりますが、良い雰囲気の職場であるかどうかです。

✅ハラスメントはもちろん無く、

✅薬剤師同士・事務スタッフとの連携がスムーズで、

✅定着率が高く、離職率が低い

このような職場が雰囲気が良い職場の特徴です。

一点、注意点を挙げると風通しが良いこと上下関係がなあなあなことは区別しておく必要があります。

上下関係がなあなあだと、組織の利点を活かしにくくなります。

チームとグループの違いで考えると分かりやすいです。

  • チーム
    • 共通の目標や目的に向かって「協力」「役割分担」し合う集団。
    • お互いのスキルや専門性を活かして、メンバー間で緊密な連携をとっていきます。
    • 問題解決や意思決定も共通で行うことが多く、成果への「相互作用」が求められます。
  • グループ
    • 限られた人が集まった「集団」。共通の目的や協力関係は必須ではありません。
    • メンバー全員が集まったり、一つの性質で分類されたりした場合も「グループ」と呼ばれます。
    • それぞれが個別に動いていることも多く、当面の協力体制は求められません。

我々はグループではなくチームであるべきだと思います。

チームではなくグループのようななあなあ差が出てしまうと、

組織の利点が活かしにくくなる

⇒患者満足度が下がる

⇒処方箋応需枚数がダウン

⇒利益を生み出しにくい

⇒給料が上がりにくくなる

ということになり、結果的に自分たちの首を絞めることとなります。

人間関係の良い仲であっても、上層部の指示は的確に理解し、メリハリをつけて実行できる。

そのような状態が、我々現場で働く薬剤師に求められます。

今いる職場の指示が適切でない

指示を従いたいと思えるような上司がいない

このような状態の職場に居るのであれば、他の職場を見る良い機会であると考えます。

他の職場を見るために重要なことは、転職のプロの力を借りるということです。

プロのエージェントなら、表には出ていない裏の数字や職場の雰囲気・状況を明確にして教えてくれます。

その情報を今の職場を比較してみて、今は転職しない方が良いと思えたなら今の職場に感謝して働き続ければ良いのです。

つまり、転職エージェントを使う事には実はデメリットはありません。完全な後出しジャンケンが出来ますので、ぜひ利用してみて下さい。

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まとめ|ホワイト薬局は「基本を守る」職場

ホワイト薬局の共通点は、特別な制度があるわけではなく、
労働基準法をきちんと守り、スタッフを大切にすることです。

薬剤師として安心して働くために、転職時は以下をチェックしましょう。

  • 残業時間・労働時間管理
  • 有給取得率
  • 人員配置
  • 給与の透明性
  • 職場の雰囲気

これらを意識することで、ブラック薬局を避け、安心して長く働ける環境を選べます。

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