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薬剤師が転職を考えたときにやるべきこと― キャリアを前に進めるための実践ステップ ―【転職面接時に役立つ質問リスト】付き!

転職・キャリア設計

はじめに

「今の職場でこのまま働き続けていいのだろうか…」
「転職に興味はあるけど、自分に合う職場がわからない…」

薬剤師であれば、誰もが一度はこのような悩みを感じたことがあるのではないでしょうか。

多くの薬剤師がキャリアのどこかで必ず抱く悩みです。
転職を前向きに進めるには、準備の仕方自己分析が重要です。

分かる分かる💦

そもそも何から進めたら始めたら良いのか分からないんだよね💦

初めての転職活動だと何から手を付ければいいのか難しいと思います。

今日は、初めての転職活動でも迷わないように5ステップで解説していきます!

この記事では、元人事採用担当であり現役の薬局長である私が、

薬剤師の転職活動を5ステップに分けて解説していきます。

\この記事を読むメリット/

✅転職活動の始め方が分かる

✅失敗しない転職活動ができるようになる

✅転職すべきなのか判断できるようになる

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✅ ステップ1:現職の「不満」を棚卸しする

まずは、今の職場で感じている不満や課題を書き出しましょう。

  • 評価されない
  • 給与が上がらない
  • 人間関係がつらい
  • ワークライフバランスが取れない
  • 家から遠い

etc.

不満を明確化することで、「転職で何を改善したいか」が見えてきます。

不満は、書き出していけば際限なく出てくると思います。

まずは5個程度書き出してみて下さい。

そして、その中で優先順位をつけてみて下さい。

1位、2位、3位くらいまでが明確であればOKです。

この優先順位トップ3があなたが職場に求める軸ということになります。

現職の不満を棚卸しするという事は、

⇒職場に求める軸を明確にする

という事に繋がります。

これは転職活動においてとても大切です。

なぜなら、軸が明確でないと

「ここの職場は雰囲気は良さそうなんだけど年収がなぁ…」

「あっちの職場は年収は良いけど家から遠いんだよな…」

というように、ブレブレの転職活動になってしまうからです。

これでは、転職してもまたすぐに転職したくなってしまい、転職活動が失敗に終わってしまう可能性が高いです。

まずは、自分の中での軸を明確にした上で活動をスタートしましょう。


✅ ステップ2:キャリアの方向性を考える

薬剤師のキャリアは多様です。

  • 調剤薬局で地域医療に貢献
  • 病院で専門性を磨く
  • 企業(製薬会社、CRO、ドラッグストアなど)で活躍
  • ドラッグストアでOTCに特化する

「どのキャリアを歩みたいか」を整理しておくと、求人選びがブレません。

キャリア選択に絶対解はありませんが、ここでのコツは単に「薬局」「病院」と選ぶのではなく、5~10年先を見据えて選ぶ事です。

例えば、調剤薬局を選択した5年先、どのような働き方をしているか想像できますでしょうか。

これは未来予測ではなく、あくまで想像なので間違ったりしても問題ありません。

何となく、ぼんやりでも良いので想像しておいてください。

5年以上先を見据えずに安易に転職先を決めてしまうと、想像とのギャップが大きかった時に挫折してしまいかねません。

具体的にどう想像しておけばいいのかな?

例えば調剤薬局に転職するのであれば以下のような想像をしておくと良いと思います。

1.転職後1年間はひたすら仕事を覚える。

2.3年目で管理薬剤師・店長を狙ってみる。

3.5年目~エリアマネージャーを狙ってみる。

という具合です。

そんなに難しくありませんし、転職先のホームページ等にキャリアプランも載っていたりすることがありますから、参考にしながら想像してみて下さい。

これをしておくと、転職後にダラダラ働いてしまうことも防げるのでオススメです。


✅ ステップ3:成果を「見える化」する

転職活動では「これまで何をしてきたか」を言葉にする必要があります。

  • 服薬指導の件数や患者満足度
  • 疑義照会の事例と改善内容
  • 在庫管理や業務改善の取り組み

恐らく皆さん、現職で頑張ってきたことがそれぞれあると思います。

それを、具体的に分かりやすく転職先の人事担当者に伝えて下さい。

具体的に分かりやすく伝える秘訣は数字で語る事です。

ただ「頑張りました」では伝わりません。

例えば、調剤経験をアピールするときに

「後発比率を○○という工夫によって△ヶ月で□%上昇させました」

といった数字を交えると、説得力が一気に増します。

私、そんなアピールできる数字なんて無いんだけど💦

示せる数字が無いときは、「状況(Before)→行動(Action)→結果(After)」 の流れで話すと効果的です。

例えば、

Before:新人が多く、調剤過誤が起きやすい状況だった
・Action:自作のチェックリストを共有し、確認体制を整えた
・After:周囲から「安心して調剤できる」と言われるようになった

これなら「売上◯%」のような数字がなくても、取り組み姿勢と周囲への貢献を見せられます。

こちらの記事でも成果の伝え方を解説していますので、ぜひ読んでみて下さい👇

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✅ ステップ4:情報収集と比較検討

転職市場には数え切れないほどの求人があり、単純な比較ではなかなか本質が見えにくいものです。

求人票だけで判断せず、

  • 企業サイト
  • 転職エージェント
  • 現場で働く人の口コミ

を組み合わせてリサーチ、比較検討しましょう。

特に数字に関しては、求人票は企業側に都合の良い解釈で表記されてることがあるので、転職エージェントに確認する事が有効です。

例えば、下記のようなトリックが隠れている事があります。

✅「年収600万円〜」と記載があっても、実際は地方のへき地勤務や管理薬剤師ポスト限定で、都市部や一般スタッフでは届かないケースが多い。

✅「残業月10時間以内」と書かれていても、調剤併設ドラッグストアでは繁忙期や人員不足時に20〜30時間を超えることがあり、現場の声と乖離していることがある。

✅「年間休日120日」とあっても、調剤薬局ではシフト制で土日祝の休みが固定されていない場合が多く、結果的に実感としては少なく感じるケースがある。

✅「賞与年2回」とあっても、薬局の経営状況や調剤報酬改定の影響で大幅カットされたり、実質的に寸志程度しか支給されないこともある。

✅「研修制度充実」と書かれていても、内容はeラーニング中心で、OJTや専門性を深める研修はほとんど受けられないことも珍しくない。

これらを踏まえた上で、転職エージェントには以下のような質問をぶつけてみると◎です。

以下、本記事を読んで下さっている読者の方に特別に、転職面接時に役立つ質問リストを公開します!

ブックマーク必至です!📲

保存版!転職面接時に役立つ質問リスト

💰 年収・給与関連

✅ 求人票に書かれている「年収〇〇万円〜」は、どの地域・どのポジションでの想定ですか?
✅ 想定年収は残業代込みか別途支給か、または固定残業代が含まれているかを確認できますか?
✅ 賞与の過去3年分の実績はどれくらいですか?
✅ インセンティブ制度や調剤基本料による加算手当は実際に支給されていますか?

⏰ 労働時間・休日関連

✅ 残業は1分単位で支給されますか?
✅ 「月平均残業10時間以内」とありますが、繁忙期(花粉シーズン・インフル流行期など)の実態はどうですか?
✅ 年間休日120日とありますが、土日祝の休みは固定かシフト制かを教えてください。
有給休暇の取得率はどのくらいですか?

📚 職場環境・教育体制

✅ 「研修制度あり」とありますが、具体的な内容(OJT、eラーニング、外部研修など)はどんなものですか?
✅ 中途採用者向けのフォロー体制
は整っていますか?
✅ 人員配置(薬剤師・登録販売者・事務スタッフの比率)はどの程度でしょうか?

🏢 会社の安定性

✅ 過去の調剤報酬改定の影響で給与や賞与に変更はありましたか?
✅ 薬局や店舗の離職率はどのくらいですか?
✅ 出店・閉店の直近の動向を教えてください。

この質問リストすごい!使ってみたいな…!

でも転職エージェントっていっぱいあるからどれが良いのか分からないよ…

オススメの転職エージェントは、次の項で紹介しますね!


✅ ステップ5:転職活動はプロに相談する

薬剤師専門の転職エージェントなら、一般には出ていない非公開求人を紹介してくれるだけでなく、職務経歴書の書き方のアドバイス面接の練習までしっかりサポートしてくれます。
👉 そのおかげで、「自分一人では思いつかなかったキャリアの選択肢」に気づけるのが、最大のメリットです。

たまに、エージェントを使わずに単独で転職活動を進める方がいらっしゃいますが、一般的にはあまりオススメできません。

転職エージェントを使わずに転職活動を進めると以下のようなデメリットがあります。

1. 情報が限定的になる

求人サイトや企業HPに出ている情報は企業側が見せたい部分だけ
👉 給与や休日の「実態」と乖離している場合も多く、現場のリアルな声にたどり着きにくい。

2. 非公開求人にアクセスできない

エージェント経由でしか応募できない非公開求人が数多く存在。
👉 自分だけで探すと「見えない選択肢」を取りこぼしてしまう。

3. 応募書類や面接で独り相撲になりやすい

職務経歴書や面接の受け答えは、客観的なフィードバックがないと改善が難しい。
👉 書類落ちや面接落ちを繰り返しやすい。

4. 年収交渉・条件交渉が不利になる

企業と直接やりとりする場合、給与や休日の条件交渉で不利になりがち。
👉 「もう少し上げられたはず」の年収や待遇を逃す可能性がある。

5. 内定後のフォローがない

エージェントなら入社日の調整や退職交渉のアドバイスまでフォローしてくれるが、
👉 自分だけだと不安やトラブルを抱え込んでしまうことも。

まとめると、情報・選択肢・交渉力・安心感の面で損をする可能性が高い、ということになります。

何度か転職を繰り返していて、目利き力や交渉力に自信があるのであれば単独で進める選択肢もありますが、そうでないのであれば素直に転職エージェントを活用しましょう。

\登録無料、解約はいつでもOK/


まとめ

薬剤師が転職を考えるときは、

  1. 現職の不満を棚卸し
  2. キャリアの方向性を決める
  3. 成果を見える化する
  4. 情報収集を徹底する
  5. プロに相談する

この流れを押さえれば、納得のいくキャリアチェンジにつながります。

転職は「逃げ」ではなく「次の成長へのステップ」です。
焦らず、計画的に進めていきましょう。

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