「送料無料」が当たり前だった時代が、終わりを迎えようとしています。
2026年、改正物流法の本格施行によって、
物流は“タダで使える裏方”ではなく、コストを払って維持すべき社会インフラへと変わります。
この変化は、決して物流業界だけの話ではありません。
実は──薬剤師の働き方にも、静かに、しかし確実に影響が及び始めているのです。
物流改革の本質は「現場を守るためのコスト増」
今回の物流改革のポイントは明確です。
- 荷待ち・荷役時間を原則2時間以内
- トラック予約受付システムの導入
- CLO(物流統括管理者)の設置を義務化
- 違反企業には社名公表・罰金
これは「ドライバーを守るための改革」です。
しかし同時に、企業側にとっては確実なコスト増を意味します。
そして、ここが重要です。
企業は、コストが増えたとき、どこで吸収するのか?
コスト増の“しわ寄せ”は、必ず弱い現場に来る
物流では、
- 「翌日配送はオプション」
- 「再配達は有料」
こうした“当たり前の見直し”が始まります。
では医療・薬局業界はどうでしょうか?
- 人件費は上がらないのに業務は増える
- 新制度・新ルールは現場丸投げ
- 管理職だけが責任を負わされる
- 「名ばかり責任者」が量産される
物流業界で懸念されている
「名ばかりCLO」問題は、
薬局で言えば──
名ばかり管理薬剤師・名ばかり薬局長
そのものです。
「制度が現場を救う」と期待するのは危険
物流改革の記事では、こんな指摘がありました。
「形だけ整えて現場に丸投げすれば、制度は形骸化する」
これは、薬剤師の世界でも何度も見てきた光景ではないでしょうか。
- 働き方改革
- タスクシフト
- 対物から対人へ
- DX・ICT化
理念は立派でも、現場は楽にならない。
なぜか?
👉 経営が「人」をコストでしか見ていないからです。
物流改革が示す、ひとつの残酷な現実
物流業界は、ついにこう言い切りました。
「不便さを受け入れ、適正な対価を払う」
では、薬剤師はどうでしょうか?
- 忙しさは増えている
- 責任も増えている
- でも、対価は本当に増えているか?
多くの職場では、答えは NO のはずです。
「この職場で我慢し続ける」ことが、最大のリスクになる時代
2026年以降、企業はこう動きます。
- コストのかかる人材は抑制
- 文句を言わない人に業務集中
- 「辞めない人」ほど損をする構造
つまり──
真面目で責任感の強い薬剤師ほど、消耗する
という時代です。
すでに薬剤師の現場では「物流変化」は始まっている
この話を「まだ先の話」と感じる薬剤師は、実は少ないはずです。
なぜなら──
医薬品卸の動きが、すでに明確に変わってきているからです。
- 1日3回あった納品が2回、あるいは1回に減少
- 土曜配送の廃止・縮小
- 緊急時でも「当日対応不可」が増加
- 欠品時のリカバリーが翌日以降になる
現場に立っている薬剤師ほど、こう感じているのではないでしょうか。
「あれ、前より回らなくなってきてるな」
「昔なら何とかなったのに…」
これは偶然ではありません。
物流改革の“前兆”が、すでに医薬品流通にも及んでいる証拠です。
物流の負担は、薬剤師の「判断力」と「気疲れ」を削っていく
納品回数が減ると、何が起きるか。
- 在庫管理の難易度が上がる
- 代替薬・処方変更の判断が増える
- 医師への疑義照会が増加
- 患者説明のストレスが増える
つまり──
業務量は減らないのに、神経を使う場面だけが増えていくのです。
しかも多くの職場では、
- 物流の事情は評価されない
- トラブルは「現場の工夫不足」とされる
- ミスは個人責任
これでは、
物流改革のコストを“無償で肩代わりしている”状態と言っても過言ではありません。
「現場が回っているように見える」は、崩壊のサイン
物流業界では、こうした状態を最も危険だとしています。
表面上は回っているが、現場の負担だけが増えている
薬局もまったく同じです。
- 忙しいけど何とか回っている
- トラブルは根性と残業でカバー
- 誰かが我慢して成り立っている
この状態が続くと、ある日突然──
- ベテランが辞める
- 管理職が潰れる
- 採用しても定着しない
一気に崩れます。
それでも「個人の努力」で耐え続けますか?
物流改革は、
「現場に無理をさせ続けるモデルは、もう限界だ」
という社会からのメッセージです。
にもかかわらず、
- 納品回数が減っても評価は変わらない
- 業務が増えても給与は据え置き
- 責任だけ重くなる
そんな職場に居続けることは、
最もリスクの高い選択になりつつあります。
だからこそ、薬剤師は「職場を選ぶ側」に回るべきです。
物流の変化を、
- 仕組みで吸収できる職場
- 人員配置でカバーできる職場
- 判断を一人に押し付けない職場
と、
- 「現場で何とかして」で済ませる職場
この差は、今後さらに広がります。
そしてその違いは、
実際に中を知っている人からでないと分かりません。
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手遅れになる前に、行動していきましょう。
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