あなたの薬局・病院は大丈夫??ブラック職場の特徴5選!

キャリア・転職

皆さんこんにちは😊

薬剤師のぴろしきです🙌🏻

薬剤師の職場は色んな意味で狭いので、自分の職場がブラックなのかそうじゃないのか悩む人も多いかなと思います。そこで本日は元人事採用担当の私が考える、ブラック職場の特徴5選を紹介したいと思います。

この記事は、

✅仕事で自信が無くなってきた人

✅今の職場がブラックかもしれないと思っている人

✅「薬剤師辞めたい」と思っている人

にとって有益な記事となっています。

長時間労働が続いている

まず分かりやすい基準としてはこれです。

花粉等の繁忙期で一時的に残業時間が超過しているというのは職業柄仕方のないことですが、何ヶ月も続いているようであれば危険信号です。上層部が適正な人員配置を行う気が無い(出来ない)のかもしれません。

過労死のラインは80時間/月と言われて言われています。しかしながら、私達薬剤師のような立ち仕事で身体的にかかる負荷が大きい職業であれば、50時間/月ぐらいで見ておいても良いかもしれません。ちなみに私は比較的時間の面では恵まれていて、最大でも30時間を単発で経験したぐらいですが、それでもその月は疲労感がひどかった事を覚えています。50時間超えが何ヶ月も続くと冷静な判断力を奪われてしまいますので、この辺りがラインと考えて妥当でしょう。

冷静な判断が出来るうちに逃げましょう!

残業代が支払われない(サービス残業が常態化している)

長時間労働が続いていてもその分残業代がきちんと支払われているならまだ納得がいくところですが、ブラックな職場は残業代が支払われません。一口に「残業代が支払われない」といっても様々なパターンがあります。

・勤怠履歴の改ざん

勤怠の改ざんは分かりやすいパターンです。

悪質な場合だと残業をゼロにするのでなくバレないように少し削ったりしている事もあります。怪しいと感じた場合は、自身で勤怠の記録を取っておき給与明細と照らし合わせましょう。また、「あの時のこれはこういう事情だったから残業とは言えないよね?だから消しておくね。」と言ってきたりする場合もあります。納得させた上で残業履歴を消す事で、合法的に残業代を支払わないパターンです。あなた自身がそれに納得しているのなら良いのですが少しでも腑に落ちない場合は抵抗しましょう。

・サービス残業(退勤後・前に業務をする)

勤怠を切ってからの作業を命じてきたり、出勤前の仕事を命じてきたりする事は明確に違法です。必ず記録を取っておきましょう。

・サービス残業(着替えや休憩時)

意外と知らない人がいますが、職場に着いて白衣に着替える時間や仕事後に私服に着替える時間も実は労働時間に入ります

また、1人薬剤師やOTC薬剤師等にありがちなのがお昼休憩中に呼び出されての勤務です。これらも労働時間になりますので、うやむやにされるような職場は怪しいでしょう。

有給休暇が使えない(または制限される)

労働基準法においては、6ヶ月間継続勤務し、そのうち8割以上出勤した労働者に対して有給休暇を付与しなければならないと定められています。

有給の付与は雇い主側にとっての義務であり、有給の消化は労働者の権利です。

来月のこの日、有給取りたいんですけど。

この日は忙しいから無理。

…。

このような会話、あなたの職場でもありませんか?

実はこれ、違法になる可能性があります。

有給を取りたいという労働者の申し出に対して、拒否する権利は雇い主側にはありません。繁忙期などでどうしても有給が難しい場合は、雇い主側は労働者側に対して「時季変更権」といって有給消化の時季の相談をする必要があります。そういった相談も無く一方的に拒否されるようであれば、ブラックの可能性が高いでしょう。

また、退職前には必ず溜まった有給休暇を消化してから退職しましょう。うやむやにしてくる職場もあるので注意が必要です。

労働者の権利はきちんと行使したいものですね。

年間で5日以上の有給消化は義務付けられています!

従業員の入れ替わりが激しい

採用要件を見てみて下さい。「フレッシュな職場です。」とか「若手が活躍しています。」といった類の文言があれば怪しいです。また、この業界でありがちなのが歴2〜3年目で管理薬剤師をさせられるような職場も危険です。私も管理薬剤師をしていますから良く分かるのですが、歴2〜3年目で管理者をきちんとこなせる人は稀でしょう。

若手が管理薬剤師をするということは言い換えれば中堅〜ベテランがいない(辞めている)という事です。

従業員が定着しない職場にはそれなりの理由があります。被害者になる前に疑いの目で見ておいて損はないでしょう。

精神論やマンパワーといった言葉が良く出てくる

「みんなで頑張ろう!この人員不足を乗り切ろう!」とか「人が足りないのでマンパワーでなんとか頑張りましょう。」といった指示が上層部から出ていると危険です。

人員不足を根本的に解決する気が見られませんし、上層部自体が「頑張る事で本気でなんとかなる」と思っている事が伺えます。頑張って働く事が結果的に先述したような長時間労働やサービス残業に繋がる事はよくあります。こういった職場は宗教的に従業員を洗脳しがちなので早目に見切りをつけた方が良いと思います。

まとめ

自分の職場が怪しいと感じた場合の対応として、職場を敵に回して戦うのも良いですが、上記の特徴に当てはまる職場はマトモではない可能性が高いので正直あまりオススメはしません。「逃げるが勝ち」という言葉にある通り、ブラックな職場からは距離を置く事をオススメします。こちらの記事で良い転職サイトを紹介しておりますので、興味のある方は是非のぞいてみて下さい。

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